Life4.0 〜 岐阜暮らし

岐阜で暮らし始めました。

百々ヶ峰トレラン(試走編)

久々に時間がとれたので岐阜市内最高峰(金華山より数十メートル高い)である百々ヶ峰(どどがみね)に走りに行ってきました。

『東海周辺トレイルランニングコースガイド』にも載っているので前から気になっていた場所です。百々ヶ峰周辺は「ふれあいの森」として駐車場や散策路、キャンプ場などが整備されています。

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広くてきれいな駐車場。トイレがないのが残念。

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「ふれあいの森」の案内図。ただこれを見ても登山ルートはよくわからない...

駐車場の横に登山道に続くゲートがありますが、ここから入るとしばらく舗装路が続き百々ヶ峰の山頂に向かう最短コースになります。トレランコースとは違うので、このゲートではなく、駐車場から100mほど下った神社の奥からスタート。とトレランコースガイドに書いてありましたが、案内表示がないので最初はわかりにくい...

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ここから入りたくなるが、トレランコースのスタートはここではない。

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この奥にある暗い階段がトレイルヘッドらしい。しばらく登りが続く。

スタートしてから1kmほどは登り。登山道にありがちな幅と高さが不規則な階段なので、ペースが乱れていきなり疲れます。

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本には「階段天国」と書かれていたが、実際は階段地獄。

しばらくすると展望あばら家に到着。こんな高さまで登ったのかと驚くような展望。

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たぶん標高200mくらい。

しばらく下ったり登ったりして「権現山」(375m)に到着。百々ヶ峰山頂のすぐ近くだけれど、まずは百々ヶ峰には行かずにスルー。

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権現山の山頂にあるのはこの壊れた看板だけ。

権現山を下るといったん舗装路に出て、白山展望地という長めのよい休憩スペースがある。乗鞍岳とか御嶽山など北側の山々が遠くに見える。

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山頂に雪があるのが乗鞍岳らしい。

コースガイドのモデルルートではこの舗装路を東に進んでいくのだけれど、今回は松尾池の紅葉を見てみたかったので、舗装路を渡った所から下っていくことに。

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いい感じの紅葉スポット

松尾池までは脇を水が流れていて、長めの良いトレイルが続きます。紅葉もいい感じ。

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うっかり通り過ぎましたが、ここから狭い階段を下ります。

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2mほどの小さめの滝。これは「萩の滝」ではないらしい。

最初にある小さい滝のやや先に「萩の滝」が。

先日「養老の滝」を見に行ってきたばかりなので、それと比べると大した滝には見えません...

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こちらが「萩の滝」らしい

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快適なトレイル

落ち葉の下はゴツゴツした岩だらけの道なので、景色に見とれてつまずいたりすると流血の大惨事になりそうだし、ゆっくり慎重に走ります。

やがて松尾池が見えてきましたが、かなり減水している様子。減水作業をしているようですが、「池の水全部抜く」という企画なんでしょうか。鴨がいっぱい。

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松尾池。減水中。

松尾池を一周して、池の西側から百々ヶ峰の山頂を目指します。

ところが百々ヶ峰に向かうルートが狭いうえに看板もないので見落としてしまい、池をただ一周してしまいました。引き返して、落ち葉に埋もれた狭い道を発見。赤いテープだけが目印でした。

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左右の赤いテープがルートの目印。

このルートはどこもかしこも落ち葉に覆われているので、どこがルートなのかわかりにくくなっていました。まあ適当に登っても山頂に着くとは思いますが。

やがて突然岩場が現れます。赤いスプレーで矢印が描かれているので「この岩をよじ登れ」ということなのでしょう。

見た目ほど難しいコースではありませんし、左から迂回することもできるようです。

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突然現れる岩場。

ルートを探しながら何とか進んでいると、唐突な感じで山頂に出ます。

山頂で休んでいた人たちも、メインルートではない藪の中から私が突然現れたので一瞬びっくりしたようでした(笑)

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百々ヶ峰山頂。417.9m。

山頂からの眺めは金華山とたいして変わりませんが、金華山岐阜城が見えるという点が唯一の違いでしょうか。

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金華山を見下ろす。

山頂から稜線を西に向かいます。ここは比較的フラットで走りやすいコース。1kmくらいしかありませんが。

西峰の頂上には特に何もないのでスルーして、もう少し先の、反射板のある真福寺山へ。

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西峰山頂。

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低い位置にある手作りの看板。

反射板が見えてきました。

大きな四角い板が向かい合わせに立っています。通信実験用の施設だそうです。

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反射板

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中部電力の電子通信課の持ち物らしい。

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反射板アップ

ここから西峰に戻ってから下れば駐車場に戻れたのですが、反射板の先に進んで下ってしまい、どこだかよくわからない神社の裏に出てしまいました。そこからは舗装路を2kmくらい走って駐車場へ。トータルで10kmほどのランでした。

 

今回は松尾池と反射板を見たかったのでモデルコースを外れましたが、次回はモデルコースにチャレンジしてみたいと思います。

 

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反射板の下から見える岐阜市