柳ヶ瀬サンデー・ビルヂング・マーケット
柳ヶ瀬商店街
岐阜中心部(のはず)にある柳ヶ瀬商店街で月に1回(第3日曜日)開催されている「サンデー・ビルヂング・マーケット」(9/15)に行ってみました。
出店者情報などは↓の公式サイトに詳しく載っています。
柳ヶ瀬商店街はJR岐阜駅から徒歩10〜15分のところにある東西500mほどのアーケード街で、駅から「柳バス」という循環バスも出ています。運賃はなんと100円! 町中の駐車場の少ないエリアなのでバス移動が便利。
昭和40年代に美川憲一がヒットさせた「柳ヶ瀬ブルース」という歌で年配の人たちには知名度の高い場所で、今も建物には昭和な雰囲気が色濃く残っています。
かつては名古屋から訪れる人もいたほどの人気エリアだったそうですが、全国のアーケード街と同様に中心街空洞化が進み、今ではにぎわいが失われて寂れてしまっている、と岐阜の知人からも聞いていましたし、ネットの情報でも書いてありました。
ただ、引っ越してきた直後にちょっとだけ訪問した時の印象では、古着屋やインテリア、雑貨などのおしゃれな店も少なくないし、気になる飲食店もいくつかあったので、また来てみたいという気にさせる場所でした。その時に「サンデー・ビルヂング・マーケット」のことを知ったのです。
サンデー・ビルヂング・マーケット
このマーケットには商店街にある店だけでなく、手作りのパンやお菓子、洋服やアクセサリーなど個人でやっているお洒落な店が東海エリア各地から出店しているようです。
開催されるのは11時から16時までの短い時間ですが、11時のオープン時から手作り菓子の人気店にはすでに行列ができていました。老若男女、たくさんの人が来ています。
その他にもイチジクのケーキを食べたり、ドイツパンを買ったり、美味しそうなものが多くて困りました。
販売だけでなく、ワークショップをやっている店もいくつかありました。
まとめ
このマーケットを楽しみにしていて大量に買い物をしていく人もいるようですし、商店街のイベントとしては大成功していると思われます。私自身も、どの出店者も感じの良い人ばかりだったのでまた来てみたいと思いましたし、この機会にふだんはちょっと入りにくい商店街の店を覗くこともできましたし、柳ヶ瀬の町がとても気に入りました。
お金(税金)を使って新しい施設や建物を作ることによる「町の活性化」や「再開発」が全国のあちこちで行われ、その多くは活性化につながっているとは言えませんが、このマーケットのように魅力的なイベントを作り上げることによって古い商店街を人が集まる場所へ変えていくという取り組みは素晴らしいことだと思います。
建物のようなモノではなく、運営者や参加者、来場者など関係する多くの「ヒト」の魅力が活気を生んでいるのですね。