金華山でトレラン!〜 鼻高コース
金華山の登山道
金華山には10ヶ所の登山道(ハイキングコース)があります。
(参考サイト)
金華山登山 | ええとこたんと岐阜市-観光情報から暮らしのガイドまで‐岐阜の魅力発信サイト
利用者が多いのは「七曲り登山道」「百曲り登山道」「馬の背登山道」「めい想の小径」など岐阜公園側から山頂を目指すコースで、平日でも地元の人を中心に幅広い年代の人が登山や散策をしています。なので本格的にランニングをするには利用者があまり多くなさそうな反対側(東側)のルートが向いているように思います。
東側ルートを走ってみる
今回は、岩戸公園をスタートし、「東坂登山道」〜「達目登山道」〜「大釜登山道」〜鼻高ハイキングコース」〜「めい想の小径」〜「金華山ドライブウェイ」を通って岩戸公園へ、というルートで試走してみました。
まず岩戸公園をスタートしてドライブウェイを走り始めるとすぐに、東坂登山道と達目登山道の入口があります。こちら側のメインルートである「東坂登山道」は、途中から岩場を登るような部分もあり本格的な登山を楽しめますが、約1.1kmのルートで30分もかからずに山頂に着いてしまうためトレーニングになりません。
登り始めてすぐに分岐があるので、トレーニングのためにあえて遠回りをして山頂とは反対方向(東側)に向かう「達目洞方面」(達目ハイキングコース)を進みます。
下山することになるのでゆるい下りになり、その先へ行くと車が通れるほど道幅が広くなります。
この先の達目洞(だちもくどう)にはちょっとした駐車スペース(駐車場ではなくただの空き地)があり、金華山登山のスタート地点の一つになっています。
途中で「鼻高ハイキングコース」につながる「大参道ハイキングコース」への分岐もありますが、そこはパスして達目洞方向に進むと、登山道入り口の近くに「大釜登山道」への分岐があります。小さな手作りの看板しかなくて道も狭いので岩戸の方から来ると見落としてしまいそうです。
上の写真でわかるように大釜登山道(全長約800m)はしばらく道が狭く、草木のトンネルのようになっていて、身をかがめながら走るようなルートです。朝の9時過ぎくらいだと誰も通っていないためかクモの巣が多く、クモの嫌いな私は拾った木の枝を振り回しながらゆっくり走ることになりました(~_~;)
ちなみに大参道ハイキングコースも同じような感じでした。
鼻高ハイキングコースへ
鼻高ハイキングコースへの分岐に着きました。
大参道ハイキングコースを通って岩戸公園へ戻ることもできますが、今回は鼻高ルートで山頂(岐阜城方面)に向かいます。
鼻高は1.5kmの尾根ルートで岩場も多く、登山道としてはなかなか楽しめるコースになっています。大きな岩場2ヶ所にはしごがかかっていました。
「めい想の小径」を下る
山頂手前で「めい想の小径」と合流します。
今回は登頂することが目的ではないので、山頂には向かわず、このまま「めい想の小径」を通って岐阜公園側に下ることにしました。
「めい想の小径」は全長2.3km。山頂付近は急な岩場が続くので走って降りるのはやや危険です。登ってくる人も多いですし、岩でつまずいて転んだら大怪我をしそうなのでスピードを落とします。
「めい想の小径」の後半は快適なトレイルになり、楽しく走れます。
「めい想」の由来なのか、ところどころに謎の看板があって足を止めることになります。しばし瞑想し、走り続けます。
何度か来ているとスルーすることになるはず...
岐阜公園に到着。
単純計算すると、トータルで6kmほどのトレイルコース。
来た道を引き返してもいいのですが、ここから公園を通り抜けて金華山ドライブウェイ(片道約5km)を通って岩戸公園に戻ることにしました。
ドライブウェイについては以前のエントリーを参照。
まとめ
金華山にはたくさんのルートがあって、一筆書きのようにすべてのルートを通って走ることはできませんが、ルートを知り尽くせば、その日の気分や体調に合わせていくつかのルートを組み合わせてトレランを楽しむことができそうです。
今回は金華山を一番大回りするコース(約11km)を走ってみました。
岩場での転倒によるケガと、クモの巣だけは避けたいですね。