金華山でトレラン!〜 岩戸公園編
私が岐阜(岐阜市の外れ)に引っ越した理由の一つは「山が近いこと」です。
自宅の窓からは金華山と、その山頂にそびえる岐阜城を見ることができます。
これまで住んでいた愛知県安城市は市内の標高差が20m程度しかない平坦な土地なので、トレランの練習をするには岡崎市の東公園や総合公園、名古屋市緑区の大高緑地、東海市の加木屋緑地などに出かけていました。現地まで片道30分〜1時間ほど時間がかかります。
転居先からは最寄りの金華山登山道まで3km程度、車だと10分かからずに着きます。走っていける距離ですね。
岩戸公園
引っ越してから何度か登山道を走ってみたので、その紹介をしたいと思います。
まずは私がいつもスタート地点にしている岩戸公園(岩戸森林公園)。
「金華山ドライブウェイ」の入り口にもなっています。
公園入り口付近に駐車場があり、20台分くらいのスペースがあります(この道の先にももう1ヶ所20台分くらいの駐車スペースがあります)。平日でも登山をする岐阜市民の車がいつも停まっています。岐阜バスのバス停もあるので、バスで登山道に来ることもできます。
写真に写っている藁葺き屋根の建物が気になりますね。以前は喫茶店だったようですが、今は残念ながら営業していないようです。
走り始めると、ある一軒の店の看板が目に入ります。
「川魚料理」「うなぎ」「岩戸」という文字が読めます。
建物は木々に隠れてよく見えませんが、なんだか廃墟のように見えます。
岩戸苑
「岩戸苑」という店名で検索してわかったのですが、普通に営業している鰻屋さんでした。良心的な値段のようなので、後日、うなぎを食べに訪問してみました。
土曜日の昼に訪問。開店時間11:30の10分くらい前に着いたのですが、店の前の駐車場で待っていたら気づいた店のおばさんが「いいですよ」と入れてくれました。おばさん、おじいちゃん、おばあちゃんの3人でやっているようです。
非常に昭和な感じの店内で、古い(謎の)置物がたくさんあります。カウンターが5、6席と小上がりにテーブルが3つ。
「うな丼」1300円、「うな重」1600円、「うなぎ定食」1800円、「丼定食」1700円、「長焼きライス」1500円、と、非常にリーズナブル。その他に「お子様うな丼」800円、「鯉のあらい」900円(?)、「天然鮎の塩焼き」(時価?)などがあります。
水槽に鮎が2匹泳いでいました。
うな重を注文。
肝吸いも付いているので、かなりお得な値段。
パリッとまではいきませんが、さくっと焼けたうなぎ。ご飯は多め。
この値段なので、産地については気にしないことにします。
硬めの米に甘辛いタレがたっぷりかかっていて、満足感は十分。
怪しげな外観ですが(失礼)、とても良心的で良いお店でした。
話が逸れましたが、岩戸公園周辺にはここしか飲食店はありません。
あとは、営業していないお好み焼き屋さんの前に自動販売機が一つあるだけなので、ちょっと寂しい感じです。
金華山ドライブウェイ
この店の前の道が「金華山ドライブウェイ」に続いています(どこから始まっているのかよくわかりませんが)。このドライブウェイは金華山の頂上には行かず、山麓を迂回して岐阜公園に行くだけなので、利用価値がよくわかりません(笑)。
実際に交通量もほとんどなく、ほとんど日陰の道なので、車よりも登山者とランナー、サイクリストのための道になっています。ドライブウェイで岩戸公園から岐阜公園まで行くと片道約6km。ピークが2ヶ所あり、急な上りもあるので心肺機能が鍛えられます。
登山道入り口
「岩戸苑」からドライブウェイを200mくらい進むと、道路脇に登山道の入口があります。ここからは、金華山の数ある登山道のうち、東坂登山道と達目登山道に行くことができます。
長くなってしまったので、本題の登山道については、また次回...